2008年06月20日

章文御



(章骨白) 章文御

そもそも人の世の浮草のような様相を、よく観ていると、なんといっても果敢無いものは、この世の

生から死までの幻のような一生であります。

だから、これまで、一万年も生きた人が居るということを聞いたことがありません。

まことに人生は、あっという間に過ぎ去ってしまいます。

このような時代に、いったいだれが百年の生命を保つことが出来るでしょうか。

私が先に死ぬのでしょうか、他人が先に死ぬのでしょうか。

死の訪れは、今日かも知れず、明日かも知れません。

遅れて死ぬ人、さきだつ人、いずれにしても死ぬ人の数は、草木の根もとの雫

葉の先端に宿る露よりも多いとのことであります。

だから私たちは、朝には元気で居ても、その日の夕方には死んで白骨と

なってしまっても、決して不思議ではない身の上なのです。

ひとたび無常(死)の風が吹いて来れば、その場で双方の眼は閉じ、呼吸が永遠に途絶えて

しまったならば、血色の良かった顔も変わり果て、桃季の花のように美しかった姿も消え失せる時には、

父母兄弟妻子親戚など集まってどれほど嘆き悲しんでも、さらさらその甲斐などあろう筈がありません。

泣いてばかりもしておられないいう訳で、野辺の送りをして夜中の煙としてしまえば、ただ、

白骨だけしか残りません。

悲しいといっても、こんなに悲しいことはありません。

だから、人間の果敢無さは、老少不定(年長者が少い人より先に死ぬとは定っていないこと)

の境界なのですから、だれでも、どうぞ一時も早く、後生の一大事(死後どうなるかという大問題。

御仏の国、お浄土にうまれさせていただく事)を心がけて、阿弥陀如来に深く帰依し、念佛の

生活を送りください。

あヽ勿体なや、勿体なや。




先日、祖母が亡くなりました。

その時の葬儀で住職が読み上げてくれた(章白骨)という御手紙です。

自分的には難しいけど・・・

なんとなく心にジ~ンときました~





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この記事へのコメント
心にじ~んときました。
すてきな住職さんですね。
Posted by 安里香織安里香織 at 2008年06月20日 23:12
安里香織さん♪
レスが遅れてすいません(^▽^;)
コメントありがとうございます。
ほんと!すてきな住職さんでした。難しいお経より
わかりやすくてよかったです。
Posted by Yotto at 2008年07月02日 09:10
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